東京の芝が酷使される週の始まり
皆さま休暇中あるいはお仕事中にこんにちは。
急な気温上昇により体調を崩しております。
さて。
先日の天皇賞(春)は、1名の騎手によってほぼすべてが決した面白いレースでした。
久々に長距離のレースというものを観た気がします。
3連単が思ったよりつかなかったのは、内枠決め打ちの馬券を買われていた方がいたからかと思います。
戦前予想があまりに酷かったので道化になってしまいますけれど、簡単に回顧を。
ハロンタイム
12.7 - 11.4 - 12.0 - 12.5 - 12.8 - 12.2 - 12.1 - 12.8 - 12.4 - 12.3 - 12.5 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.5 - 12.0
上り 4F 47.0 - 3F 35.3
コーナー通過順位
1コーナー 9(2,8)-(5,10)(15,17)(6,16)14,3,11,4(7,1)12,13
2コーナー 9(2,8)10,5(15,17)6(14,16)3,11,4,1(7,12,13)
向こう正面途中から、ゴールドシップ騎乗の横山典騎手が位置取りを上げていく
3コーナー(2周目) 9,8(2,1)(5,10)17(6,15)16,14(3,11,13)12,4,7
残り1200mあたりで左ムチ、ゴールドシップが仕掛ける。フェイムゲームの北村騎手も乗じるが、こちらは反応悪し。
実は北村騎手の方が必死に追い続けてます……。
4コーナー(2周目) 2(9,8)(10,1)5(6,15)16(3,14,17,13)(4,11)12,7
逃げ馬があっさり沈んだため、押し出される格好でカレンミロティック先頭。
競り合いに持ち込ませないためか、蛯名騎手直線入り口からすぐ仕掛ける。
本レースの特徴、12秒後半のラップが2度続いた箇所が一度もなかったこと、
残り1000mずっと馬群全体で息が入っていないこと。
加減速を繰り返しており、逃げ馬が早々に参ったのもうなずけます。
消耗戦となったため、持久力がある馬か、ロスなく進んだ内枠の馬が上位を占めました。
この展開を予想していた方にとっては、必然と言える結果だったでしょう。なお私は全く予想できませんでした。
ゴールドシップは、持ち味を最大限生かした競馬が出来たのではないかと思います。
消耗戦やパワーが活きる舞台では本当に強い。
宝塚記念で、阪神大賞典同様、同一レース3連覇を果たせるか、注目です。
開催時期から雨が降りやすいので、その辺の後押しがあればさらに心強いでしょう。
フェイムゲームは、ゴールドシップの人気と対象的に意外と人気が無かった。
同舞台は昨年経験しており、前走の内容はとても良かっただけに穴人気しそうで評価しなかった馬です。
直線は脚の遅さで一旦はキズナに抜かれ、しかし勝負根性を発揮し差し返すと、一頭だけ違う脚色で外から
ジリジリ伸びてきました。差し切れないのもこの馬らしい。
カレンミロティックは、最後こそ脚が止まったものの、厳しい展開で唯一前にいて善戦。
こちらは逆に過剰人気と思っていましたけれど、存外持久力のある馬のようです。
残り200mまでは、この馬が勝ったと思っていました。魅せる競馬をしてくれたと思います。
2枠2頭は、後方から4コーナーで内に進路取り。ロスなく進んだことが、掲示板を外した馬との
違いのように思います。
ホッコーブレーヴと、同馬に二年連続先着できなかったキズナ。
前者は、自分の競馬が出来てこの結果なので、7歳ということもあり衰えによるものかと思います。
あと少しで掲示板、健闘しているのではないでしょうか。
後者については、流石に消耗戦では苦しい。実際、4コーナー入口だけはそれなりの脚色を見せています。
ただそこからは、前走同様いかにも「バテた」という感じ。度外視でいいと思います。
ラブリーデイについては、消耗戦になったこともそうですけれど、ゴールドシップが上がった後、一旦息が入って
並んだ時に行きたがってしまったことも厳しかったように思います。
健闘はしていると思います。
今週からは、4週連続で東京芝によるGⅠが行われます。
NHKマイルカップは、大混戦という状況のようです。
前哨戦の一つである毎日杯上位馬が、別路線に進んだ影響もありそうです。
観るレースになりそうですね。
ヴィクトリアマイルは、ヌーヴォレコルトとディアデラマドレが人気を背負いそう。
前者は安定株で拾いやすいでしょう。後者が難解。
前走のようなレースは、今のやや時計を要する東京芝では望めないので、位置取り次第。
府中牝馬ステークスを見る限り、京都よりは東京が合っていそうです。
優駿牝馬は、唯一3冠の資格を有するレッツゴードンキ、距離延長で巻き返しを図るルージュバック、
除外による憂さを晴らしたいミッキークイーン、このあたり。
東京優駿は、青葉賞組に目を引く馬がおらず、皐月賞1、2着馬の一騎打ちになりそう。
しかし1日1日状況は変わります。果たして今週はどんなレースになるのか、自己の活動は続けつつも、
楽しみにしたいと思います。
最後に、超絶な長文失礼致しました。気づいたら途轍もなく長くなっておりました……。
急な気温上昇により体調を崩しております。
さて。
先日の天皇賞(春)は、1名の騎手によってほぼすべてが決した面白いレースでした。
久々に長距離のレースというものを観た気がします。
3連単が思ったよりつかなかったのは、内枠決め打ちの馬券を買われていた方がいたからかと思います。
戦前予想があまりに酷かったので道化になってしまいますけれど、簡単に回顧を。
ハロンタイム
12.7 - 11.4 - 12.0 - 12.5 - 12.8 - 12.2 - 12.1 - 12.8 - 12.4 - 12.3 - 12.5 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.5 - 12.0
上り 4F 47.0 - 3F 35.3
コーナー通過順位
1コーナー 9(2,8)-(5,10)(15,17)(6,16)14,3,11,4(7,1)12,13
2コーナー 9(2,8)10,5(15,17)6(14,16)3,11,4,1(7,12,13)
向こう正面途中から、ゴールドシップ騎乗の横山典騎手が位置取りを上げていく
3コーナー(2周目) 9,8(2,1)(5,10)17(6,15)16,14(3,11,13)12,4,7
残り1200mあたりで左ムチ、ゴールドシップが仕掛ける。フェイムゲームの北村騎手も乗じるが、こちらは反応悪し。
実は北村騎手の方が必死に追い続けてます……。
4コーナー(2周目) 2(9,8)(10,1)5(6,15)16(3,14,17,13)(4,11)12,7
逃げ馬があっさり沈んだため、押し出される格好でカレンミロティック先頭。
競り合いに持ち込ませないためか、蛯名騎手直線入り口からすぐ仕掛ける。
本レースの特徴、12秒後半のラップが2度続いた箇所が一度もなかったこと、
残り1000mずっと馬群全体で息が入っていないこと。
加減速を繰り返しており、逃げ馬が早々に参ったのもうなずけます。
消耗戦となったため、持久力がある馬か、ロスなく進んだ内枠の馬が上位を占めました。
この展開を予想していた方にとっては、必然と言える結果だったでしょう。なお私は全く予想できませんでした。
ゴールドシップは、持ち味を最大限生かした競馬が出来たのではないかと思います。
消耗戦やパワーが活きる舞台では本当に強い。
宝塚記念で、阪神大賞典同様、同一レース3連覇を果たせるか、注目です。
開催時期から雨が降りやすいので、その辺の後押しがあればさらに心強いでしょう。
フェイムゲームは、ゴールドシップの人気と対象的に意外と人気が無かった。
同舞台は昨年経験しており、前走の内容はとても良かっただけに穴人気しそうで評価しなかった馬です。
直線は脚の遅さで一旦はキズナに抜かれ、しかし勝負根性を発揮し差し返すと、一頭だけ違う脚色で外から
ジリジリ伸びてきました。差し切れないのもこの馬らしい。
カレンミロティックは、最後こそ脚が止まったものの、厳しい展開で唯一前にいて善戦。
こちらは逆に過剰人気と思っていましたけれど、存外持久力のある馬のようです。
残り200mまでは、この馬が勝ったと思っていました。魅せる競馬をしてくれたと思います。
2枠2頭は、後方から4コーナーで内に進路取り。ロスなく進んだことが、掲示板を外した馬との
違いのように思います。
ホッコーブレーヴと、同馬に二年連続先着できなかったキズナ。
前者は、自分の競馬が出来てこの結果なので、7歳ということもあり衰えによるものかと思います。
あと少しで掲示板、健闘しているのではないでしょうか。
後者については、流石に消耗戦では苦しい。実際、4コーナー入口だけはそれなりの脚色を見せています。
ただそこからは、前走同様いかにも「バテた」という感じ。度外視でいいと思います。
ラブリーデイについては、消耗戦になったこともそうですけれど、ゴールドシップが上がった後、一旦息が入って
並んだ時に行きたがってしまったことも厳しかったように思います。
健闘はしていると思います。
今週からは、4週連続で東京芝によるGⅠが行われます。
NHKマイルカップは、大混戦という状況のようです。
前哨戦の一つである毎日杯上位馬が、別路線に進んだ影響もありそうです。
観るレースになりそうですね。
ヴィクトリアマイルは、ヌーヴォレコルトとディアデラマドレが人気を背負いそう。
前者は安定株で拾いやすいでしょう。後者が難解。
前走のようなレースは、今のやや時計を要する東京芝では望めないので、位置取り次第。
府中牝馬ステークスを見る限り、京都よりは東京が合っていそうです。
優駿牝馬は、唯一3冠の資格を有するレッツゴードンキ、距離延長で巻き返しを図るルージュバック、
除外による憂さを晴らしたいミッキークイーン、このあたり。
東京優駿は、青葉賞組に目を引く馬がおらず、皐月賞1、2着馬の一騎打ちになりそう。
しかし1日1日状況は変わります。果たして今週はどんなレースになるのか、自己の活動は続けつつも、
楽しみにしたいと思います。
最後に、超絶な長文失礼致しました。気づいたら途轍もなく長くなっておりました……。
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