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Fuji_Stakes_Examination.html
【有力馬】
・ファイナルフォーム 牡3 55キロラジオNIKKEI賞を勝った後、クラシック路線に目もくれず、ここから始動。
5戦して3-1-1-0、
全レース3位以内の上がりを記録している安定株にして、末脚安定の馬です。
今年3月にデビューしてわずか4か月で重賞を制覇した素質は紛れもなく本物でしょう。
気になるのは、休み明けと鞍上。530キロ近い大型馬で、鉄砲が利くかどうかは分かりません。
鞍上は福永騎手予定のようですが、
唯一連対できなかったときの騎手で、相性が気になります。
・フラガラッハ 牡5 57キロ日程のきついサマーマイルシリーズを無視し、マイルチャンピオンシップに目標を切り替え一息。
2連勝で見せた後方から大外一気の末脚は、父デュランダルを彷彿とさせます。
高倉稜騎手とも手があっているようで、乗り替わって2戦2勝。
勢いに乗って、マイル重賞を一気に駆け上るか、注目の馬です。
気になるのは、時計勝負。当日の馬場状態にもよりますが、
持ち時計が1.33.3と、
高速決着に不安を残します。
・ガルボ 牡5 57キロ東京新聞杯、ダービー卿チャレンジトロフィーとマイル重賞2勝、本格化を示しています。
石橋脩騎手との手も合うようで、重賞2勝は同騎手によるもの。
2年前の富士ステークス3着馬で、それ以降の
東京マイルでは2,1,5着(安田記念)と
安定した走りを見せています。コース相性の良さを活かせるか。
気になるのは、休み明け。
0-1-1-3と決して良くはありません。
明け3戦目以前は1-2-1-13、叩き4戦目以降が3-3-0-4、
重賞3勝は全て明け4戦目以降でした。
【穴候補】
・セイクレットレーヴ 牡3 54キロ出走馬からカレンブラックヒルを始め活躍馬が多数出ているNHKマイルカップ組。
同レースで、最速の上がり34.2を繰り出しています。
東京コースでは、
3戦して全て上がり3位以内の上がりを繰り出しており、
人気の盲点になるならば面白い馬。
・モンストール 牡3 54キロアーリントンカップ勝ち、毎日王冠2着馬のジャスタウェイを、新潟2歳ステークスで破っている馬。
以降は、道悪やら距離やらでうまく流れに乗れていませんが、秘めた素質は決して今の成績に
留まるような馬では無いと思います。
休み明け後、2戦消化しタイム差0.8、0.4と少しずつ良化、馬体も+6キロずつ増やし、
使いながらの成長が見られます。ここは
全く人気しないでしょうから、思い切った競馬で活路を。
・クラレント 牡3 54キロデイリー杯2歳ステークス勝ち、NHKマイルカップ3着馬。前走8着は+16キロと太目残りの影響だと思います。それでもタイム差0.3とそれほど負けていません。
3着以下か着外かと極端な成績ですが、この馬も馬場やら展開やらで流れに乗れていない感じ。
NHKマイルカップで3位の上がり34.4を繰り出した地力は、十分ここでも通用すると思います。
【コース短評】
2歳OP特別・重賞(36.0-24.8-34.6=1.35.4)
3歳以上500万(35.4-24.3-34.8=1.34.5)
3歳以上1000万(35.7-23.9-34.4=1.34.0)
3歳以上準OP・OP特別(35.4-23.7-34.3=1.33.4)
3歳以上重賞(34.2-23.4-34.9=1.32.5)東京芝1600mは、下級クラスだとスローの上がり勝負になりやすいが、
重賞クラスだと前半から速くなり消耗戦になりやすい。
また、平均時計が1.32.5とあるように、このコースでは1分32秒台の持ち時計、
あるいはその時計で走破できるだけのスピードと持久力が問われる。
持ち時計も重視すべき。
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