今週の中央重賞は、以下の通りです。
【土曜】
・鳴尾記念(GⅢ)(阪神11R、
3歳以上別定、芝2000m(A))
【日曜】
・安田記念(GⅠ)(東京11R、3歳以上定量、芝1600m(C))・ユニコーンステークス(GⅢ)(東京
12R、3歳以上別定、ダ1600m)
今週から、関西は阪神開催に替わります。そして、古馬混合レースが3歳以上に解禁されます。
3歳馬は3キロ減という恩恵があり、昨年は安田記念でリアルインパクトが勝利を収めています。
しかし、今年は残念ながら3歳馬の出走はありません。
土曜には、今年から宝塚記念の前哨戦という位置づけである、金鯱賞と入れ替わる形で、
元々12月に開催されていた、鳴尾記念が行われます。
日曜には、マイルチャンピオンシップに比べて、よりマイラーとしての資質が問われる安田記念、
数少ない中央の3歳ダート重賞であるユニコーンステークスが、同日に連続レースで施行されます。
鳴尾記念は、わずか14頭の特別登録。大阪杯組が4頭登録しています。
大阪杯を直線だけで差し切ったショウナンマイティ、
同レースでは敗れたもののグランプリホースのアーネストリー、
59キロを課せられた目黒記念を回避した重賞4勝のトゥザグローリーあたりが人気すると思われます。
なお、ショウナンマイティは、安田記念にも登録があります。賞金面から、除外の可能性がありますが、
個人的には安田記念に出走してもらいたいと思っています。
安田記念には、海外招待馬2頭を含めた27頭もの特別登録があります。
昨年の安田記念覇者リアルインパクト、
昨年のマイルチャンピオンシップ覇者エイシンアポロン、
昨年のヴィクトリアマイル覇者アパパネ、
今年のマイル重賞2勝のガルボ、
シンザン記念でオルフェーヴル、鳴尾記念でショウナンマイティを破っているレッドデイヴィス、
昨年の2着馬で休み明けを順調に叩いたストロングリターンと、
混戦模様ながら、なかなかにメンバーが揃いました。
現時点で、海外馬の戦績は分かりませんが、同レースは海外招待馬の成績が良く、
その辺も含めると難解なレースとなりそうです。
ユニコーンステークスには、32頭もの特別登録があります。
騎手が変わって3連勝のオースミイチバン、
東京ダートを中心に使われているゴールドゼウス、
牝馬ながら唯一の3勝馬レッドクラウディア、
このあたりが人気しそうですが、どれも抜けた印象はなく混戦模様です。
また、今週の地方交流重賞は、以下の通りです。
【水曜】5/30日 浦和11R 17:45発走
・第16回 さきたま杯(JpnⅡ)(浦和、4歳以上別定、ダート1400m(左))
中央勢では、地方交流重賞3連勝のセイクリムズン、
昨年秋から勝ち上がりフェブラリーステークス以外崩れていないトウショウカズン、
セイクリムズンと同じローテで、1400mならば3着以内に入っているダイショウジェット、
2走続けて人気を裏切っていますが、昨年人気薄で3着し復調のきっかけとなったスーニ、
以上4頭が登録しています。
地方勢では、昨年の覇者ナイキマドリード、東京スプリントでセイクリムズンの3着に健闘した
スターボードあたりが勝負になりそうです。
3重賞が開催されるのは今週で暫く見納め。以降、
9月頭になるまでは、1週に1、2重賞となります。
春のGⅠシリーズは、あと2つ。ここまで1番人気が1-0-1-7という不名誉な成績、
果たしてまたも波乱か、それとも裏を突いて平穏に収まるのか。
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